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「進撃の巨人」アニメ版25話 現在公開可能な情報について(前編) [現在公開可能な情報]

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アニメ見た方ならわかると思いますが、途中で現在公開可能な情報として進撃の巨人にでてくるアイテムや情報、を簡単に説明するシーンがあります。
 
大概はぱっと見でおよそわかるのですが最終回の現在公開可能な情報は字が小さい上にかなりの文章で読める方はまずいなのでは・・。と思います。それを今回こちらで文章を書きました。(書きごたえあり!!)興味のある方は一読してみてください。
 
665.jpg 
 
 

 現在公開可能な情報
 

壁①


784年。うだるように暑い日の夜、一人の抗夫が地下から壁を越え、ウォール・シーナに入ろうと試みた。
ウォール・シーナにいけばいい暮らしができるかもしれないーー数日前、炭鉱に入って円匙(えんぴ)を振るっているときに突然そんな考えが抗夫の頭に浮かんだ。


それはある意味においては掲示と言ってもよかった。それから抗夫は何日かかけて歩きまわり、壁沿いに密生する森の中に堀削地点を定めた。そこならまず誰も来ないし、頭上を覆う葉っぱが壁上で監視に立つ兵士から穴を掘る自分の姿を隠してくれるはずだ。


彼はそう考え、翌日の夜を決行日とした。抗夫は使い慣れた大きな幅広の円匙で地面を掘った。作業は順調に進んだ。穴の深さはすぐに自分の背丈を越えた。すくい上げた土を外に放り出せなくなると、土を布の袋に詰め、梯子(はしご)を上って外に捨てた。


時折水を飲み、凝り固まった筋肉をほぐすとき以外は掘ることに没入した。穴を掘るという行為にたいして、抗夫は絶対的な自信を持っていた。彼は二十年間休むことなく穴を掘り続けてきたのだ。そしてその間に彼は誰よりも深く早く、効率的に穴を掘る術を身につけた。


誰もが手を焼くひどくやっかいな坑道でも、抗夫にかかればあっという間に道が開けた。しかしその日は少し様子が違った。何時間掘り続けてもまるで先が見えてこないのだ。途中で何度か横に円匙をいれてみたが、無駄だった。壁の基礎はどこまでも深く地中に根を下ろしており、抗夫の行く手を阻んだ。


それでも抗夫は決して諦めることはなかった。何がなんでもウォール・シーナ行きたかったからではない。そのときにはもうウォール・シーナでの暮らしなんてどうでもよくなっていた。抗夫はただ壁を征服してやりたいと思っていただけだ。


穴を掘り続けた俺の二十年をかけて、絶対にこの壁を越えてやる。
ひっきりなしに流れ出る汗を拭いながら、抗夫はそう心を決めた。円匙の先が固い岩盤に当たったのは抗夫が自分の背丈の四倍か五倍以上は掘った後のことだった。岩盤?と抗夫は思った。それは地中に根をおろした壁の基礎と同じ材質で出来ているようだった。


抗夫は岩盤に力いっぱい円匙を振り下ろした。岩盤には傷ひとつつかず、円匙の方が壊れてしまった。抗夫はこれまで二十年かけて掘ってきたどの穴よりも深く大きなため息をついた。

 imgres.jpg

 

 


お疲れ様でした。この内容は今後の「進撃の巨人」において結構重要なメッセージでもあるので読んで損はないかと思います。 

 

 




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